アニメの「ヒカルの碁」が流行った時、囲碁に興味を持ってくれた方たちの、
受け皿となる場所や人材が足りていなかった、という話を
ちらほら伺うことがあります。
今なら絶対そんなことないのに!と思っていたのですが…。
先日、下っ端と対局してくださった、とっても可愛い(アッキーナと
バレーボールの木村沙織選手を足して2で割ったような)女性が、
「碁会所に行ってみたら、入門者はちょっと…とお断りされてしまって」
というお話をされて、ドキッとしました。でも、すぐに続けて
「たまたま指導できる方がお忙しかったか、
同じくらいの棋力の方がいなかったのかも」
とおっしゃって下さいまして、碁会所自体にはマイナスのイメージを
持たれなかったご様子に、ほっと胸をなで下ろしながら、
諦めずに当店へいらして下さったことに感謝したのでした。
下っ端がこのようなことをいうのもおこがましいですが、
囲碁は一生ものである分、遥かに遠い道のりを思うと
時々くらくらしてしまって、単純に楽しい面だけを語って
いいのかしらと思うこともあります。
でも、囲碁と出会われて、更に碁会所にも行ってみようと
思ってくださった方の、初めの一歩を踏み出す場所ともなり得るわけで、
それに相応しい時間を精一杯提供していかなくては、と
改めて思ったのでした。
碁会所って楽しいかも!と思って頂けたら何よりなのですが…。
また下っ端と打ってくださらないかなあ、と心待ちにしつつ、
可愛い以上に聡明な方でしたので、下っ端などさっさと越えて
あっという間に遥か先を行かれるような予感がしてなりません…。
(author:下っ端)
本日の4コマは、囲碁にご縁のなかった頃の思い出です。
今となっては、これほど性格の違うゲームがどうして
一緒の部活なのかが、よく分かりません…。
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