先日、下っ端の知人が、
「うちの子は囲碁を打てないけど、
”石を打つ時の音が好きだから”
と言って、ずっと囲碁番組を見ているのよ」
という話をしてくれました。
自分でも打ってみようかな、と思う日が来てくれるといいなあと
思いつつ、下っ端も石の音が大好きなので、うんうんと大きく
頷いたのでした。
しかし…
いい音をさせて打つって、結構難しくないですか!
碁石の持ち方と打ち方は、席亭に教えて貰ったのですが、
下っ端が打つと、なぜか「ぺち」とすら音が出ない、無音の碁。
席亭のように、腕がすっと前に出るのと同時に、
カッ!と澄んだ音を立てられたら格好いいのになあ…。
以前、Twitterにも書いたことがあるのですが、
当店の一周年記念にお客様から頂いた、
菊池康郎先生の打碁集に挿まれているエッセイに、
「一人碁をしすぎて、人差指の爪が割れた」
という幼少時(!)の思い出があって、
とてもびっくりしたことがありました。
そこまで行かずとも、打ち続けた結果としての石音なのであって、
下っ端が無音なのは、さもありなんということでしょう。
まずは棋力アップを目指して、日々無音を重ねて行きたいと思います。
(author:下っ端)
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